b2af77a9.jpg 関東地方更生保護委員会(さいたま市)に、視察に行ってきました。
 
 地方更生保護委員会は主に、少年院からの仮釈放の申請に対し、許可・不許可を決定する行政組織です。神戸児童殺傷事件の少年の処遇について、愛知県安城市では仮釈放間もない少年が殺人事件を犯したということで、地方更生保護委員会のあり方が注目されています。とくに、更生の見込みの判断と(仮釈放させたくないという)被害者感情、社会感情との兼合いが難しい事案が増えているのです。

 11都県、2千名の少年院収容者を管轄していますが、担当する更生保護委員は11名、しかも仮釈放の決定は3名の合議制です。委員1名は月に50件くらいの仮釈放審理事件を抱え、週に3日は管轄区域に出張しているそうです。これは大変な激務です。

 「国立の更生保護施設を作ってほしい」――担当者からはこんな意見も出ました。少年の更生を支える民間更生施設が乏しくなっている現実があります。

 主権者としての「一票」、彼らにも立派に行使してもらうことを願ってやみません。