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 国民党が大躍進。総統選挙への影響必至。
 2つのレファレンダムは不成立。


□NHK 台湾立法院選挙 国民党が圧勝
□読売新聞 台湾立法委員選、最大野党・国民党が圧勝
□朝日新聞 台湾立法院選、野党国民党が圧勝 与党、総統選へ打撃
□日経新聞 台湾立法院選、野党・国民党が圧勝
□MSN産経ニュース 「最大の惨敗」と陳総統 野党国民党が圧勝 台湾立法院選
□共同通信 野党国民党が歴史的圧勝 台湾立法院選
□時事通信 野党・国民党圧勝=3分の2超、総統選へ勢い−民進党は歴史的大敗−台湾立法院選

 訪中している福田康夫首相が、台湾の陳水扁総統が進める台湾名義での国連加盟の住民投票に不支持を表明したことについて、台湾外交部(外務省)は28日、「国連加盟は台湾人の願いであり、住民投票は民主的なプロセス」などと、福田首相の発言に反論する声明を発表した。(→つづき

 本日、衆院憲法特委において、3月27日に与党が提出した与党案と民主党案の「併合修正案」が、自民、公明両党の賛成多数で可決されました。明日の衆院本会議で可決し、参院に送付される見通しです。

 元々、60年前に完備されているべき法律なのですから、驚くような出来事ではありません。「欠いていた奥歯がやっと加わり、噛み合わせが良くなった」ようなもので、憲法典全体がやっと安定した状態になります。
 第163回特別国会以降、公正・中立なルールづくりをめざし、真摯な議論を重ねてきた委員会の功績は、憲法改正に対する考え方如何にかかわらず、憲政史において永遠に語り継がれていくことでしょう。

 国民投票法案は、将来の憲法改正発議のテストケースと称され、全会派が一致した上での「共同提案」が理想でした。
 昨年5月には、与党案と民主党案が別々に提出されました。しかし今回、併合修正案という議案形式が採用されたことで、多数会派が少数会派の立法者意思を無為に貶めることなく有効に共存させるという法的、政治的配慮がなされました。委員会におけるコンセンサスは、完全ではないまでも法案に反映されたことは大いに評価されるべきことです。

 もっとも、強行採決ということになり、中山太郎委員長だけでなく、現場運営に携わるすべての議員、関係者が胸を痛めていることと思います。私も、平穏な採決を願っていましたので、このような姿が国民に晒されることは残念です。

 憲法と同様、国民投票法も不磨の大典ではありません。そして、幸いなことに憲法改正という政治課題がまだ現実のものとなっていません。今後も法制上の様々な論点について知恵を出し合い、幅広い合意形成の上で手直しをしていく作業が必要だと思います。参院では、典型論点に偏らない、立法者意思の明確でない論点や、論点の深化をめざして十分な法案審査が行われることを期待します。

 憲法制定(改正)権は可視的な権利でも、譲渡可能な権利でもありません。
 主権者としての自覚に充ち、国民投票法案に対し能動的に関心を寄せてきた方々はともかく、残念ながら相当数のsilent majorityが現存しているのも事実です。silent majorityに対しては、主権者としての一層の自覚を促し、法制度の周知・広報に努めることなど、市民レベルでの努力がこれからも必要です。

 国民投票法の議論はまだまだ続く―委員会採決を見守った私も、議論の新たなスタートラインに立った心境になりました。
 今日の委員会では度々私の名前が出ましたが、今後とも、国民投票法制を積極的に考え、提案していきたいと思います。

 以上

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